Background
Mode2 Labの背景
Introduction
このページの目的と構成
目的
本ページをご覧いただきありがとうございます。Mode2 Labってどんな場所なのか、研究や論文ってどんな意味があるのか、具体的にどんな人がM2Lを通して学び、その内容を生かしているのか。そんなさまざまな問いを持っている方のためにこのページを作りました。
M2Lの特徴を一言で言えば、それは「卒論以上、修論未満の論文」を半年間で書き上げるプログラムコミュニティだと言えるでしょう。3期を迎え、これからはさらに「その生み出した知識を実践に活用する人たちのコミュニティ」とも呼べるようになることを目指しています。
1.論文(知識)を生み出すこと
2.その知識を実践に活用すること
M2Lとは、上記を目指し、また、楽しむ人たちのプログラムコミュニティです。
本業の研究者(例えば大学で雇用される研究者)として生きるわけではないのに、M2Lで研究する人たちはどんな動機で参加しているのでしょうか。そこにはきっと何か価値があるからこそ参加しているはずです。このページではそれを解き明かしていくことを通して、知的好奇心あふれる仲間を増やせたらと思っています。
構成
このページは本の目次のようになっています。以下にはいくつかの見出しが並び、それぞれ詳細な文章にリンクで飛べるようになっています。同時に、大きなロジックは見出しを読んでいくだけでわかるように構成しています。ここでは、ごくかいつまんで流れを紹介させていただきます。
まず最初の章は導入として、実際に研究と実践を往復している方々の具体的なケースをいくつかお伝えさせていただきます。それによって「そうか、Mode2 Labで研究するとこういういいことがあるんだ」ということがイメージできるようになります。
続く第2章では、第1章の具体的なエピソードをもとに、それらの概念化を行います。抽象的に言うとつまりどういう嬉しいことがあるのか、というふうに整理することでM2Lの価値がより具体的に理解できます。
第3章では、研究を進めていくことの具体的なプロセスについて述べていきます。研究するとは具体的にどういうことなのでしょうか。それは問いを持ち、先行研究をみて、データを集めて分析し、結果を考察して問いに応答することです。と言ってもこれでは抽象度が高すぎてよくわかりませんから、第3章ではこれを具体的にみていきます。
第4章では、上記のように研究プロセスを踏んでいくことがいかに難しいかを検討し、そのハードルを乗り越えるためにM2Lというコミュニティが持つ価値について述べていきます。研究を一人でやることは本当に容易ではありません。仲間と共に取り組むことの意義をお伝えします。
第5章では、研究/学習/実践することの歴史的・社会的・経済的な様々な文脈について取り上げていきます。大学などのように制度化されておらず、学位なども得られるわけではないM2Lは、現代社会においてどのような位置付けが可能なのでしょうか。本章ではM2Lのビジョン・ミッションなどについても触れていくことになります。
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第1章. Model Cases
はじめに、M2L人材の具体例を見ていきましょう。M2Lには経営者の方もいればソーシャルワーカーの方、人材系企業の方に学生の方など非常に多様なメンバーが集まっています。
一体彼らはなぜM2Lに参加し、何を得て、それをどう活用しているのでしょうか。第1章では様々なメンバーの研究と実践を往復するストーリーを伺っていきます。
第2章. Value
さて、先の章にて様々な具体例を見ていただきました。それぞれに魅力的でワクワクするようなエピソードが展開されましたが、本章ではそれらを分析して抽象的な価値を抽出してみます。
M2Lの価値とは、大きく3つに大別することができます。1つはXX、1つはYY、1つはZZです。それぞれ以下にて簡潔にまとめましたので、詳細が気になる方は更にリンク先をご覧ください。
自らが生み出した知識の価値=研究と実践の統合
研究していく中で自分の問いがクリアになり、応答できる力も増すことで、単に机上の空論を生み出すのではなくそれを通して実践が高度に統合されていくということができることがポイント。
知識を生み出す能力の価値=今後への財産
そしてもっと大事なのは、M2Lが論文を書くことだけではなく「書く力を身につける」ことを重視していることです。これは似ているようで、全然違います。
ただ指示を出されて「次はこれ、次はこれ」と言われた通りに進めても成果物は出ます。でも、それでは次に出会う問いに対して一人では無力のままです。
M2Lは、M2Lなしでも自ら問いに応じることのできる人を目指します。「背中を見て学べ」方式ではなく、研究プロセスを具体化・可視化・形式化して学べます。
専門家ネットワークへの参加=コミュニティ
学会に参加するとか大学院に進学するといった、成果を生み出す前にはできなかったような専門家ネットワークに所属する権利を得るための非常に重要なステップになり得ること。
第3章. Journey
ここまでで、具体的なエピソードから抽象的な価値に至るまでM2Lに参加する意義・意味についてお伝えしてきました。本章では視線を変え、今度は「一体研究とはどのように進んでいくのか?」という側面に目を向けます。
「研究」という言葉を聞いて、その内実が理解できる人がどれだけいるでしょうか。英語のメリットがわかっても英語ができるようにならないように、研究のメリットがわかっても研究ができるようになるわけではありません。
ここではできるだけクリアに、研究のプロセス、研究の進め方自体について簡単に解説していきます。ただし、これは決して一直線に進んでいくものではなく、8の字のように行ったり来たりして決まっていくものです。
Journal
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第4章. Program Community
第4章では、上記のように研究プロセスを踏んでいくことがいかに難しいかを検討し、そのハードルを乗り越えるためにM2Lというコミュニティが持つ価値について述べていきます。研究を一人でやることは本当に容易ではありません。仲間と共に取り組むことの意義をお伝えします。
第5章. Context
第5章では、研究/学習/実践することの歴史的・社会的・経済的な様々な文脈について取り上げていきます。大学などのように制度化されておらず、学位なども得られるわけではないM2Lは、現代社会においてどのような位置付けが可能なのでしょうか。本章ではM2Lのビジョン・ミッションなどについても触れていくことになります。
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