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Kinoko / 文筆家・編集者
論文タイトル「越境的学習論から見るポリアモリー当事者としての変遷 -オートエスノグラフィーによる、自己肯定の変化の記述-」
Q.日常の言葉で本研究の問いを語り直すと?
ポリアモリーとして10年来発信してきている中で、私の発信の内容も、その背景にある私の価値観や自己肯定感も、少しずつ変化してきています。今回の研究では、オートエスノグラフィーという自分で自分を研究する手法を使って、ポリアモリー当事者としての私自身の自己肯定感の変化と、それに伴う発信内容の変化を追いました。10年のあいだ自己否定して苦しんできた自分が、10年かけてポリアモリーを発信してきた中で、どうやって自分を肯定できるようになっていったか。これは、ポリアモリーだけでなくあらゆるマイノリティ(マイノリティ性を一切もたない人などいないのだから、つまりはあらゆる人)が自分で自分を肯定するために役立つ研究だと思っています。
Q.日常の言葉で本研究の問いを語り直すと?
ポリアモリーとして10年来発信してきている中で、私の発信の内容も、その背景にある私の価値観や自己肯定感も、少しずつ変化してきています。今回の研究では、オートエスノグラフィーという自分で自分を研究する手法を使って、ポリアモリー当事者としての私自身の自己肯定感の変化と、それに伴う発信内容の変化を追いました。10年のあいだ自己否定して苦しんできた自分が、10年かけてポリアモリーを発信してきた中で、どうやって自分を肯定できるようになっていったか。これは、ポリアモリーだけでなくあらゆるマイノリティ(マイノリティ性を一切もたない人などいないのだから、つまりはあらゆる人)が自分で自分を肯定するために役立つ研究だと思っています。
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Q.参加動機と研究を通して得られたことは?
TwitterでRyo ISHIGAMIの論文「日本のポリアモリーの思想と実践」を見かけて発表会に参加したことで、Mode2 Labを知りました。ポリアモリーを今後も日本で発信していくにあたり、論文という形式でアカデミアに実績を積んでいくことが欠かせないと考え、参加を決めました。